本日はお忙しい中お集まりいただき、また最後までお聞きいただき大変有難うございました。

今回の発表会は、皆様ご存知のように昨年7月に計画しておりましたが、震災の影響を鑑み本日に延期しました。何とか年度内に、学年が変わらない中行うことができ良かったです。実はこの延期の間に色々なことがありました。

南三陸町のあるピアノ教室で電子ピアノがほしいとの情報があり、教室にあったクラビノーバをお贈りさせていただきました。

その先生とお話しする中、生徒さんたち含めほとんどが体育館の避難所での生活で、肉親をなくされた方も多数いらっしゃる状況を知り、そんな中ピアノを送って本当に役に立つのだろうか半信半疑の気持ちでした。

しかし2ケ月くらい経ってから、何人もの生徒さんから、直接音楽ができることの喜びを示す可愛い手紙をいくつもいくつもいただき、その誰もが音楽を奏でることへの喜び希望を自分の表現で綴ってくれていました。

自ら発する音楽は、本当に力を生み出すもの希望を与えるものです。音楽の持つ力を改めて教えられたようでした。

当音楽教室では、自ら何をやりたいか、何を発信したいか、ということを小さいお子さんから大人の生徒さんまで最も大切にするようにしていますが、本日の発表会でも皆さんからの発信、音楽の力を改めて感じることができ嬉しく思っています。

本日は本当に有難うございました。